S14 最終2112&真皇杯関東予選抜け構築「月並みガルクレセニンフ」

副会長のMt.fujiです。

第二回真皇杯の東北予選、関東予選、ラストチャレンジ等のオフ会や、オンライン予選(肆の陣、伍の陣、陸の陣)、レーティングS14で使用していた構築の紹介を書いていきたいと思います。

 

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構築の出発点

 前シーズンで使用していた構築(参考)

niigatapokemon.hatenablog.com

は、命中不安定技を撃つ機会が多く外しのリスクを背負っていたり、害悪耐性の低さといった点からストレスを感じることが多く、それらの要因から構築の安定感の無さという課題を感じたため、今シーズンは安定感のある構築を使用しようと考えていました。オフ会では必ず一定数いると思われる、確率を相手に押し付けて勝利を狙う構築への対策も必要であると考えたという面もあります。

それらの条件に当てはまる構築のアイデアを探していたところ、S13のレート1位の構築(http://pokeexe.blog.fc2.com/blog-entry-2.html エメメメさん 無断なので問題があれば消します)のガルクレセニンフという並びに対害悪性能の高さを感じたため、これを参考にして構築を作成しようと考えました。

また、自分が以前ガルクレセシャンデラといった、トリル+身代わり貫通持ちでバトンや害悪の対策をするといった構築をよく使っていて親近感があったという点も使用を後押しする動機になりました。 

 

ポケモンの個別解説(カッコ内の数値は努力値

ガルーラ@ガルーラナイト いじっぱり きもったま→おやこあい

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 やつあたり/じしん/いわなだれ/みがわり

207-161-100-x-100-116→207-194-120-x-120-126

(H212 A252 S44)

 

地雷枠その1?

唯一のメガ枠にしてPTのエース。

クレセで再利用する高火力ポケの一体目。

参考にした構築の調整をそのまま使用しました。というかガルクレセニンフドランまでは本家とまったく同じなので知っている人は読み飛ばしてもらって結構です(

Sの遅いガルーラをトリル下で運用する動きは慣れていたのでかなり使いやすかったです。(というか速いガルーラをほとんど使ってない)

初手に投げて一通り暴れたあとにクレセで再利用する鉄板の動きが多かったですが、ニンフィアガブリアス、ゲンガーで場を荒らした後に対面の強さを発揮できる控えでも使用していました。

鉢ガブのげきりんや太鼓マリルリのアクジェ、珠ゲッコウガのけたぐり、CSメガゲンの気合玉、一舞ガモスの大文字あたりをまとめて耐え、身代わりが無振りクレセリアのサイキネ、スイクンのねっとうを確定耐えする硬めのガルーラです。無振りナットレイのアイへも最高乱数を引かない限り身代わりが残るので、対面ならナットレイに勝てる可能性もあります。かなり強引な倒し方なのでそれ狙いの選出をするのは好ましくないですが…

やつあたりはタイプ一致のメインウェポンとして採用。すてみタックルは多用するとものすごい勢いで消耗してしまうため連打してもリスクが少なくかつ火力も出るコチラになりました。後出ししてくるクレセリアはやつあたり+雪崩怯み+やつあたりで突破することが出来るのは頭に入れておいて損はないと思われます。一応へんしん対策で恩返しではなく八つ当たりですが、メタモン側のトレーナーの思考次第なのでどちらでも。

地震は構築全体で重めで、ニンフィアを止めるために相手の構築にいた場合選出される可能性が高いヒードランギルガルドクチート辺りへの打点として採用。命中安定、広範囲、非接触と無効タイプの存在を差し置いてとても使いやすい技でした。

岩雪崩は身代わりと合わせてガルーラより遅い多くの耐久ポケモンを誤魔化しつつ、運次第では爆アドを取れる技としての魅力からの採用。また、ニンフィアが呼ぶHDアローを火傷込みでも突破できる点は非常に優秀でした。

クレセは雪崩三回+八つ当たりでも落ちます。

身代わりは低速ポケモンの状態異常をかわして岩雪崩で嵌めていったり、初手の馬車ガルーラ対面でアドバンテージを得るために採用。身代わりガルーラはいつの時代も存在しますが、数が少ないこととそれ以外の型であった場合のリスクの高さからか相手の考慮からは外れているようでした。優秀な技でしたが2回目以降は読まれた行動をされる可能性のある点、ゴツメ持ち相手に展開しようとするときは残り体力に気を配る必要がある点に注意。

 

クレセリアゴツゴツメット ずぶとい ふゆう

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れいとうビーム/でんじは/みかづきのまい/トリックルーム

227-×-189-95-151-105 (理想個体の場合、実際は非理想個体)

(H252 B252 D4)

 

エースたちの回復薬兼クッション要因。

地面無効や優秀な数値を活かした受け出しから相手に負担をかけていきたい…ところですが電磁波が通らず氷弱点ではないポケモンにはいいカモになってしまうため釣り出しからの交代読み交代をうまく決めていく必要がありました。

回復技を持たないため、なるべく多くの攻撃を受けられるようHBに極振り。

冷凍ビームはこのポケモン唯一の攻撃技であり、氷4倍の相手に対する遂行技として採用。以前はクレセのワンウェポンはサイキネが優勢と考えていましたが、サイキネを打つ対象であるバシャは守るからのバトンで起点にされてしまうため、環境に氷弱点が多く、4倍弱点を突けばある程度の打点にはなる冷凍ビームのほうが現在は有用であると感じました。相手のマンムーに対して繰り出しても有効打がほぼ無いのが辛いところですが、相手がクレセの処理を急いで引くことを読んで行動するか、他のポケモンに頑張ってもらいましょう。

電磁波は相手がニンフィア、ガルーラより低速のポケモンを選出していたりしてトリルを使用しない場合にも、先制のアドバンテージを取っていけるように採用。全体に効果がないのがトリルより劣っているところではありますが、一度当てればよほどのことがない限り永続し、更に25%での行動不能のおまけもついてくるという点はトリルと両搭載するメリットも大きい技でした。電磁波とトリルの打ち分けですが、ガルクレセのみで、ニンフィアを選出していない場合は、岩雪崩と合わせてまひるみを仕掛けられる電磁波を優先して撃っていました。

三日月の舞は このポケモンの最大の仕事である消耗したエースの再降臨に欠かせない技なので必須です。

トリックルームは電磁波の項でも触れましたが、場全体にかかり、電磁波無効の電気、地面、ラム持ちの相手に対するS操作技としての採用です。トリル+クレセ退場の時点ですでに猶予は3ターンしかなくなってしまうため、相手を3ターン以内に追い込めるかどうかをよく考えてから使う必要があります。

ORAS最初期に捕まえた色クレセを使っているため割と妥協個体ですが、硬さはほぼ理想値のものがあるので何とかなっています;

 

ニンフィア@こだわりメガネ ひかえめ フェアリースキン

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ハイパーボイス/サイコショック/めざめるパワー(炎)/はかいこうせん

 188-×-97-177-151-83

(H140 B92 C248 D4 S24) ※めざ炎個体

 

クレセで再利用する高火力ポケの二体目。

相手に身代わり貫通の高火力を押し付けていきます。

以前使っていたシャンデラと違い、悪タイプを半減できるため、ガルクレセと並べても相性補完が良く、相手のガルーラの不意打ちに怯えずに済むという点で非常に使いやすかったです。

また、種族値の高さからかD方面は予想していたよりも硬かったことが嬉しい誤算でした。

配分はメガ馬車のフレドラ高乱数耐え程度で、意地鉢巻ガブの地震で50%以上の確率で落ちてしまう微妙な調整ですが、激戦区であるSやHSメガゲンへのサイコショックのダメージを筆頭としたかなりカツカツのCを削るわけにはいかず、試行錯誤の末この配分に戻ってくることになりました。ちなみにHSメガゲンはメガネサイショを5%ぐらいで耐えるので耐えられたときは運負け主張しましょう。

ハイパーボイスは身代わり貫通、スキンによる威力上昇、命中安定といい所しかない技なので採用。クレッフィが大体確3なので対面からでもハイボ連打していれば相手はすることがなく、かといって後ろにも引けないという有利な盤面を作ることが出来ます。(そうとう自覚がない場合を除く)

サイコショックはゲンガーと対面した場合に打って、相手のヘド爆を耐えつつこちらから一撃で倒すことによって、数的優位をとる技としての採用。消耗したニンフィアをクレセで回復し、通りの良くなったハイボをぶっぱする流れが決まればぐっと勝ちに近づきます。

めざめるパワー(炎)は構築で打点の乏しいナットレイハッサムに対してのせめてもの抵抗としての採用。ハイボで確二以上の相手の場合、一発受けて様子を見てから交代するかどうか考えるというプレイングをよく見たため、なかなか交代読みで打つのも躊躇されるのですが、ないよりはましといった感じでした…

ヘラクレセドランに厚く出たい場合はめざ地、HDアローに憎しみを抱いたり初手リザYを謀殺したい場合はめざ岩もアリだと思います。

破壊光線は初手でガルーラと対面した場合、確定を取れる高威力技としての採用。しかし、今期は猫捨て身ガルが若干増加していたように感じ、ガルニンフ対面で破壊光線を打つことを躊躇することもありました。しかし、ラス1対面での最大火力としてだったりの利用法があったため個人的にはこの技は持っておいたほうがいいかなと思います。

 

ヒードラン@たべのこし おだやか もらいび

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マグマストーム/どくどく/みがわり/まもる

193-×-139-151-154-108 (理想個体の場合、実際は非理想個体)

(H212 B100 C4 D108 S84)

 

クレセドランでの相性補完の良さや、ガルクレセニンフで重めの両リザ、ナットレイハッサムあたりへの強さが魅力のポケモン。あとゲンガーにも弱すぎるわけではないところも高評価。

優秀な耐性と毒守によって誤魔化せる範囲がとても多かったのは強かったですが、現環境は地震搭載のポケモンが割と多く、使っていて窮屈な面もありました。

この枠をエンテイジバコイルに置き換えることも検討しましたが、リザードンへの安定感の面ではこのポケモンに勝るポケモンが思いつかなかったため結局そのままということに。

特殊方面に厚く出られる穏やかドランですが、ある程度までBに振ってクチートの叩き+不意打ちをほとんど耐えられる耐久を確保しています。

マグマストームは鋼タイプの迅速な処理に必要な炎技として採用。今まではどうにもこの技は低命中すぎて敬遠していたのですが、今回使ってみて確定で追加ダメージを与えることが出来る点、クチートを確実に処理できる点などが非常に優秀で、噴煙とは違った大きなメリットを持った技であると感じました。外しのリスクとPPの少なさが気になるところではありますが、割り切って使うだけのリターンはあります。

毒毒は定数ダメージを与える技として非常に優秀であり、毒守型のコンセプトともなる技のため当然採用。

身代わりは守ると合わせてターンを稼ぎ、毒やマグストの追加ダメージによって相手を削るために採用。

守るも同じく定数ダメージ稼ぎとしての採用。最近のドランは身代わりか守るのどちらかを切って、代わりに技範囲を広げているものをよく見ますが、やはり身代わり+守るで確実にターンを稼いで削っていけるほうが強いと考えたため、こちらの技構成になりました。

 

 ゲンガー@きあいのタスキ むじゃき ふゆう

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シャドーボール/きあいだま/こごえるかぜ/ふいうち

135-86-80-182-84-178

(A4 C252 S252)

 

 ここからが本家からの変更点です。

地雷枠その2。

まさかの2シーズン続投となった不意打ちゲンガー。

本家ではボルトロスが担っていた今までの4匹で重めな相手のゲンガーやマンダに強い枠。

といっても後出しはできないので初手に投げて相手が出して来ることを祈るか交代読み交代でぶつけるかをしなければならないのですが・・・

ボルトロスを使用していた際に、せっかくゲンガーとの有利対面を作ったのに相手が引いてしまい、結果的にはそこまで有利な展開をすることが出来ない、といった場面が何度かあり、この枠には「相手のゲンガーを逃がさずに狩る」ことが出来るポケモンが必要である、と感じました。そこで思いついたのが前シーズンも使用していて、かなり良い印象を持っていた不意打ちゲンガーでした。とりあえずで採用してみたところこれが案外上手くはまり、またボルトロスの際に若干処理に困っていた初手の意地鉢巻ガブ、マンムーにもそれなりに強く出られるため継続して使用していくこととなりました。

努力値はタスキゲンガーのテンプレであるCS極振りと、不意打ちのダメージを少しでも増やすためのA4振り。

シャドーボールは相手のゲンガーへの有効打で、タイプ一致のメインウェポンであるため採用。

気合玉シャドーボールと合わせて技範囲を広げたり、受け出されるチョッキマンムーヒードランを2発で持っていったり、対面してしまったガルーラへ大ダメージを与える技としての採用でしたが、命中不安のため選出時にそこまで信頼が置ける技ではなく、鬼火や徴発、ヘドロ爆弾等への変更も一考でした。

凍える風ガブリアスボーマンダランドロスなどの氷4倍勢を迅速に処理することのできる技として採用。相手のボーマンダはこの技を考慮に入れていないことが多かったのか、対面することが出来ればそのまま倒されてくれることが多い印象でした。

不意打ちシャドーボールと合わせて相手のゲンガーがどんな型であっても確実に処理することが出来る技として採用。この構築ではあまりありませんでしたが、初手にギルガルドと対面した場合もシールドフォルムにシャドボ、ブレードフォルムに不意打ちを当てることで倒すことが出来ます。

広い技範囲によって出し負けることが少ないメリットは健在で、使い勝手はよかったです。また、他のメガ枠がガルーラのみのためメガゲンガーを想定した選出、動きをする相手もいたように感じ、意表を突いて刺さるという場面も何度かありました。

ただゲンガーの採用されているPTで最も数が多いと思われる対面厨パの並びには、初手バシャーモだと少し削っただけで一体失ってしまう、ゲンガーを倒しても後ろのスイクンの瞑想の起点になってしまうなどの理由により選出を躊躇ってしまい、真皇杯関東予選では8戦のうちで選出が一回も無かったため、この枠は他のポケモンに変更するなどの改善の余地があるかもしれません。

 

ガブリアス@ヤチェのみ ようき さめはだ

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げきりん/じしん/がんせきふうじ/つるぎのまい

183-165-133-x-105-169

(A116 B140 S252)

 

ボルトロスの枠をゲンガーに変更したことで、気合のタスキが競合してしまったため、キノガッサも変更を余儀なくされることに。はじめは前シーズン使用していたいわゆるテンガッサを入れてみたのですが、ゲンガーとファイアローがゲロ重になってしまったためキノガッサを諦めることに。

その時点で、最後の1匹に必要とされる役割としては、

・ガルーラを上から殴れかつ不意打ちで縛られない

・ゲンガー、ファイアローに致命的に弱くない(特にHDアローに対しての打点が欲しい)

・相手の耐久ポケモンを崩せる要素を持っている

といったものが求められることとなりました。

それらの条件を満たせるポケモンを探していたところ、ガブリアス候補に挙がりました。はじめ(真皇杯オンライン予選 4の陣辺り)はガルーラの処理を迅速に行うために意地鉢ガブを使用していましたが、竜地面の優秀な範囲をこだわることで潰しがちになっている点や、相手のガブリアスにだいたいS負けしてしまうか良くて同速な点がイマイチ使い勝手が良くなかったため、上記の3点を満たしつつ技選択の自由度、自身の素早さを兼ね備えた剣舞型に変更しました。

ついでに、構築全体で重めだったゲッコウガにある程度強く出られるようにヤチェのみを持たせがんぷうを当てられるようにしました。

調整として、ガルーラのひみふいを確定耐えするラインまでBに割り振りました。

ガルーラ対面は結局のところ秘密の追加効果や氷技の所持などによって安定するとは言い難いのですが、気休め程度にはなったかと思います。また、副産物としてイカサマのダメージが減少していたり、メガヘラのミサイルばりを確定耐えしたりといった恩恵もありました。火力の減少については一舞逆鱗でクレセを確2圏内に納められているため自分が感じた限りではそこまで問題はなかったと思います。

逆鱗はタイプ一致の高火力技として必須であるため採用。剣舞逆鱗で耐久ポケモンを疲弊させることが仕事であるため、他の竜技では火力不足になってしまいます。

地震はタイプ一致、命中安定、デメリットほぼ無しと使わない理由がないため当然採用。

岩石封じはヤチェで氷技を耐えてからゲッコウガに打ち込んでSを逆転させて有利を取ったり、ボルトロスやHDアローへの使いやすいダメージソースとしての採用。相手が交代しそうなときはとりあえず打っておけば出てきた相手のSを下げたり、消耗させることが出来たため使いやすい技でした。

剣の舞ガブリアスを受けようとする物理受けのポケモンたちを火力を上げて突破していくために採用。実際には突破まではいかないケースも多いですが、ガブリアスによって消耗した物理受けには後ろのガルーラが通りやすくなるため大ダメージを与えるだけでもいい場面も多いです。ただし、受けループのヤドランなどの積み技+再生回復を持ったポケモンには無力になる場面も見受けられたため、同じ耐久潰しの意味合いを持つ技である毒毒の採用も考えられるかもしれません。

 

選出

基本的には火力要因(ガルorニンフ)+地面無効枠(クレセorゲンガー)+残りから一体といった感じで選出しますが、主な選出のパターンとその相手についていくつか解説します。基本的には左のポケモンが先発です。

 

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基本選出であるガルクレセニンフ。ガルーラかニンフィアの刺さっていそうなほうを先発で出して暴れさせ、 頃合いを見てクレセの電磁波トリルからのみかまいで再び畳みかけます。ニンフィアは一撃で倒されてしまう攻撃がいくつかありますがガルーラにはそれが少ないため体感はガルーラ先発のほうが多かったかも…

また、対対面厨パにおいてもこの選出です。テンプレの6体(ガルゲンボルトガブバシャスイクン)の場合は初手にガルーラを投げます。相手の初手はバシャーモかゲンガーの可能性が極めて高いため(もっと言えばバシャゲンスイクンがほとんど)、馬車なら身代わり、ゲンガーなら道連れで1:1交換をされてもいいので殴って削りに行きます。ゲンガーをガルーラで処理出来た後はニンフィアの通りが非常によくなっているため、ハイパーボイス連打で勝てることが多いです。もし相手がガルーラを選出してきた場合はクレセリアの電磁波、トリルなどで切り返します。

 

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 クレセドランでの受けとガルーラの攻めがマッチしたガルクレセドランですが、今の構築は素直にこの選出が出来ることは少ないです…

 

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ドランが刺さっていると感じたときや、地面技を使いそうなポケモンガブリアスしかいない場合は初手にドランを投げることもあります。初手でガブと鉢合わせしてしまった場合はゲンガーに引くことで一週目はやり過ごすことが出来ます。二週目以降のサイクルでは読まれる可能性もあるため気を付けながら動くようにしていました。 

 

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相手もガルクレセ系統の構築で、特にバシャーモなどが組み込まれている場合はこの選出をします。初手ガブで舞ってからクレセを適当に削ってガルーラで蹂躙するか、ガルーラでクレセに闇を見せて突破した後にガブで掃除をするかのどちらかです。

 

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ガルクレセ系統の構築にゲンガーが組み込まれている場合はこちらの選出をします。初手でゲンガーが来る確率は5割ぐらいで、残りは初手ガルーラのことが多いのですが、その場合は居座って気合玉選択です。相手のガルーラはほとんどの場合メガ無し猫か交代、猫を打ったガルーラも次のターンに交代することがほとんどなので、後続のポケモンに負担をかけることが出来ます。メガらずにノーマル技で倒そうと居座ってきた場合は中乱数ですが倒すことが出来ます。かみガルは若干処理が面倒ですがだいぶ削れるので後ろのクレセガルーラで何とかしましょう(

流石に今のところ初手不意打ちをかましてくる輩に当たったことはないのでこれが最善だと思われます…

 

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 みんな大好きガブガルゲン。クレセリアが起点にしかならなそうだと判断した場合の攻撃的な選出です。正直どういう場面でしたかをあまり覚えていないのですが、3体ともガルーラに極端に弱くなく、単体性能も高いポケモンなのでそこそこ戦えました(

誰を先発に出してもそれなりに戦えるところもさすがという感じです。

 

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対受けループ。

 初手はほとんどグライオン(まれにバンギラス)なので、とりあえずハイボを守るですかさせた後にラッキー交代読みでガルーラに引きます。ラッキー対面で身代わりを張ったら相手の物理受けを怯ませて突破するか、どうにかしてグライオンを処理した後にドランで毒守して勝ちます。正直相手の選出や立ち回りに大きく依存するため厳しい相手です…

 

結果・総評

 シングルレートS14 最高、最終レート2112(95位)

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第2回真皇杯

オンライン予選

肆の陣 5-2 300pt

伍の陣 3-5 60pt

陸の陣 4-2 160pt

東北予選 ドラピオンブロック 4-6

関東予選 19ブロック 6-1(一位抜け)→決勝T一回戦敗退(ベスト64)

ラスチャレ リザードンブロック 6-4

 

12/17 第1回信ポケオフ ORASの部(20人規模) 予選4-0(1位通過)、準優勝

 

6世代のポケモンはシーズン2からやっていましたが(途中全然潜らないシーズンもあったけど)、初めてレート2100に到達することが出来たことをとても嬉しく思っています。

安定感のある構築を目指して使い始めた構築でしたが、一部を除いては命中安定、メインの技の一貫性も高くその目標は大体達成できたと思っています。特に、自分に都合のいい確率ゲーを相手に押し付けて勝利を目指すといった、いわゆる害悪構築に対してはかなり相性が良く、ストレスを貯めずに対戦することが出来たのがとても気に入っています。

対対面厨パが途中までは全く安定せず苦労していましたが、ガルーラを捨て気味に扱うことが出来るようになってからはなかなかの勝率を保つことが出来たため、構築の扱いやすさもそれなりにあるのではないかと思っています。

この構築でキツい相手としては、ガルーラやガブリアスでの強引な突破が難しい鬼火持ちメガゲンガー、終盤の消耗した場面で一回積まれるとゲームエンドになりかねない剣舞持ちガッサ、パルシェン、普段とは違った立ち回りをしてアドを取っていかざるを得なくなるメガミミロップ、ヘラクレセドランなどが挙げられます。

いくつかの欠点は存在していますが、自分が親近感を感じていたギミックを多少は使いこなしたと言える結果を残すことが出来たため、この構築を使ってポケモンを楽しむことが出来たと思います。

S14と真皇杯お疲れ様でした!

真皇杯東北予選で、見ず知らずの土地に行った自分に親切に接してくれた参加者の皆さん(特に兼ねてから構築相談に乗っていただいていたリカノリさん)、関東予選、ラスチャレで久しぶり、初めましてで会って楽しいオフ会の時間を過ごさせていただいた参加者の皆さん、それらのオフ(オンライン大会)を円滑に進行していただいた真皇杯スタッフの皆さん、オンライン予選やレートで対戦していただいた皆さん、ありがとうございました!

真皇杯関連のイベントでとても充実した時間を過ごすことが出来ました! 

 

長い構築記事になってしまいましたが最後まで読んでくださってありがとうございました。質問等ありましたらこの記事のコメントかtwitter @l_nihamakene までどうぞ